このイベントは、法政大学社会学部平塚眞樹教授の科研プロジェクト「若者支援実践・ユースワーカーを取り巻く『社会』環境の比較研究」の支援活動の一環であった。今年は5年のプロジェクト最終年であり、チームは9月8日札幌、14日東京、16日京都でセミナーを開催した。L-Netはイギリスの協力者との有意義なコラボレーションの実現に向けて支援を継続してきた。プロジェクトは若者支援実践の教育専門性を形成し支える社会環境のあり方を、社会学的に比較検証することを目的とする。プロジェクトチームは研究者とユースワーカーにより構成されている。日本での若者支援実践の専門性を、イギリスのIn Defence of Youth Workの活動から学んだストーリーテリング(物語を綴り語る)の手法を取り入れ検討している。本年度チームは、イギリスからIn Defence of Youth Workのメンバーであるユースワーカー二人を招聘しセミナーを開催した。L-Netはセミナーの計画から関わると同時に通訳を行った。それぞれのセミナーでは、イギリスと日本のユースワーカーが実話の「ストーリー」を紹介し、その共通のテーマを後半で取り上げ意見交換が行われた。セミナーは三カ所共にたくさんの参加者があり、セミナー後までコメントや質問が押し寄せるほど大盛況であった。各都市でのユースセンター訪問等、セミナー以外のイベントも充実しており、日英の交流を深めることができた。セミナー終了後のリフレクションのミーティングでは、今後もコラボレーションを継続するために具体案が相談された。若者支援という大切な分野でのコラボレーションを更に発展させるためにL-Netは支援を続けていく予定である。